プログラム

安藤郁弥（238undieu）
1985年頃、東北生まれ。

23才でフリーに転身後、数々の賞を落選。
現在はSNSを利用した、集団自主制作の実験に取り組んでいる。

年を越せるかどうかが、直近一番の不安。
フリーはフリーでも、ただのフリーターです。

はじめまして。この度の特集上映を任せて頂きました、undieuこと安藤です。
折角拝命致しましたので、ここは一つ大きな企画を・・・とも思ったのですが。

よくよく考えると、本人すでに社会人（なお且つ全くの無名）
しかも不況のまっただ中で、学生時代程、自由には動けない。

そういった次第から、某ミクシィのお知り合いさんに声をかけ。
ご提供頂いた中からプログラムを組む、という形をとりました。

今回特集を組む上で、中でも特に拘ったのは。
「普段のコンペでは見る事が出来ないアニメ」という点。

アニメ系・コンペディションの七不思議？といえば。
只でさえ国内で数少ない賞レースであるにも関わらず。
「A」で受賞した作品が「B」でも受賞して、さらに「C」でも・・・と。
気がついてみると、結局どのコンペも、似たような顔ぶれに落ち着いてしまう事。

勿論これは逆を言えば。
「どこかで拾ってもらえれば、連鎖的に結果が付いてくる」裏返しでもあるけど。

流石にそれでは詰まらないなァ、という。若干妬み嫉みにも似た感情もありつつ。
「宜しいならば、逸そ常連さんを除外した、挑戦的なラインナップにしよう」と。
大した悩みも無く、早々に結論を出し、企画名の決定まで、こぎ着けた格好です。

近々から数年にかけて、アニメ業界の景気は低迷の一途を辿る事でしょうし。
こんな時こそ、国府の力添えで末端に光を齎して下さいとか他力を望みつつ。
引き続いて来年以降も、このような機会を増やして頂けたらなぁと思う次第です。

最後になりましたが、このような機会をお与え頂き、誠に有り難うございました。
ご助力賜りました皆様方、この場をお借りし衷心より御礼申し上げます。