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プログラム

ASIAGRAPH2010 in TOKYOの [展示] & [ステージ] & [セミナー・シンポジウム] のプログラムです。

ASIAGRAPH 展示

ASIAGRAPH CGアートギャラリー CGアニメーションシアター
10月14日(木)~17日(日)
【会場】日本科学未来館 1F

ASIAGRAPHでは、優秀なCG作家と作品が国を越えて交流することで、新たな創造と産業がアジアから生まれることを願い、優れた作品の発表展示の場として「CGアートギャラリー」を開催して来ました。今年度も、日本、中国、韓国、台湾、シンガポール、タイ、マレーシア、フィリピン、インドネシア他から約50名の招待作家を迎え、多様な作品群を展示いたします。
フォトレポート
展示作品

CGアートギャラリー公募展示部門
10月14日(木)~17日(日)
【会場】日本科学未来館 1F

ASIAGRAPH CGアートギャラリーでは、広くアジア地域から、作品公募を行うことで、より自由なCG表現を受け入れる作品展示を目指して来ました。今年度もアジア10の国と地域から約600点の応募がありました。また、動画(アニメーション)作品公募第二部門では、アジア9カ国での予備審査も含めると約400点の中から、ASIAGRAPH CGアートギャラリー審査委員による国際審査が行われ、入選作品を決定いたしました。
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ASIAGRAPH ステージ

『ロシアの歌姫ORIGAと中国・日本のCGアーティストのコラボが実現』
10月16日(土)14:15~14:50(開場 14:00)
【会場】日本科学未来館 1F センターステージ

テレビアニメ『攻殻機動隊』のテーマを歌ったロシア人女性シンガーソングライターORIGAが、中国の黄穎(Huang Ying)、日本の石川真綾という2名の女性CGアーティストの映像作品とコラボレート。国を超えたCGと音楽のコラボをお楽しみ下さい。

【出演者】


ORIGA[オリガ]

シンガーソングライター
ロシア・ノボシビルスク市に生まれる。音楽学校を卒業後、ホームステイの為に札幌市に数ヶ月滞在。その後1994年アルバム『ORIGA』で東芝EMIからデビュー。1998年発売の2nd シングル『ポーリュシカポーレ』はTBSドラマ『青の時代』のオープニングテーマとなり話題を呼び、同年発売のアルバム『永遠。』はロシア語ポップスアルバムとして初めてオリコンチャートに登場。その後も映画『アリーテ姫』、TVアニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』の主題歌や多くのCM にボーカリストとして参加している。
最新アルバムは2008年10月に発売したCD+DVD『THE SONGWREATH』である。

 


石川真綾

CGアーティスト
1992年 愛知県生まれ
現在、東邦高等学校美術科在学中
主な活動歴
1998年 第8回 日立パソコン画伯コンテスト 特別賞受賞
2006年 第12回 学生CG コンテスト U-18 賞受賞、NHK デジスタ・ビギナーズ2006 出演
2007年 ASIAGRAPH こどもCG コンテスト部門 最優秀賞受賞

 

黄穎(Huang Ying)

CGアーティスト



ASIAGRAPH セミナー・シンポジウム [ 10月14日(木) ]

『Pixarの魅力を支える最先端CGテクノロジー』
10月14日(木)15:00~16:15(開場 14:50)
【会場】日本科学未来館 7F みらいCAN ホール

CGアニメーション作品で世界的なヒットを飛ばし続けるPixar。その魅力的な作品づくりは、最先端CGテクノロジーの研究開発に支えられています。今回は、Pixarが誇るシニア・サイエンティストであり、世界最大のCGとインタラクティブの国際会議 ACM SIGGRAPHにおいて、「モンスターズ・インク」等でのキャラクター表現技術でCG功労賞を受賞したMichael Kass氏を迎え、Pixarの魅力を支える最先端CG技術について講演していただきます。

【講演者】


Michael Kass
Senior Scientist, Pixar Animation Studios

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ASIAGRAPH セミナー・シンポジウム [ 10月15日(金) ]

『中国アニメーションの新時代 ~世界30カ国で放送される中国アニメ』
10月15日(金)14:10~14:55(開場 14:00)
【会場】日本科学未来館 1F センターステージ

中国・杭州の有力CGアニメスタジオ、玄機科技信息技術有限公司(STAR Q)は、ハイクオリティの武侠CGアニメTVシリーズ『秦時明月』を制作し、すでに日本を除く世界30カ国で放送されるという実績を持っています。同社の総経理であり 『秦時明月』の総監督でもある沈楽平氏は、作品のクオリティやクリエイティビティの高さ、キャラクターグッズやメディアミックスを駆使したビジネスモデルで中国アニメ新時代の到来を予感させる人物です。今回のシンポジウムでは、沈楽平氏に、STAR Qの今後の作品づくりや世界展開について、中国アニメーション事情に詳しい浙江大学コンテンツビジネス研究センター副主任の夏瑛氏との対談形式でお話いただきます。

【講演者】


沈 楽平

玄機科技信息技術有限公司(STAR Q) 総経理
1973年生まれ。1996年ゲーム業界に入り、数々の大ヒットタイトルやメディアに携わる。2006 年に企画制作した中国初の3D武菫ꀀTVアニメシリーズ『秦時明月』は、中国国内の50あまりの賞を受賞。全中国600以上のテレビ局で放送されたほか、7つの言語に翻訳され、世界約30 の国と地域で放送されている。また、同シリーズの関連商品は、玩具、オーディオ、食品、ゲームなどの12 分野、100 種類が開発され、ライセンシング面でも成功を収めている。全国10大国産アニメクリエイターに選ばれる。

 


夏 瑛

浙江大学コンテンツビジネス研究センター 副主任
中国浙江省出身。早稲田大学国際経営学修士課程卒業後、日中ビジネス交流の仕事に携わり、2005年以降は日中コンテンツ産業の産官学交流と連携に力を入れる。中国動画学会会員、文化部中国芸術科学技術研究所研究員、浙江省アニメ産業学会常務理事、杭州国家アニメ産業基地顧問、杭州市西湖区デジタルエンタテインメント(コンテンツ)商会秘書長、デジタルハリウッド大学研究員及びASIAGRAPH CG Art Gallery中国代表などを兼任。『デジタルコンテンツ白書2010年』(財団法人デジタルコンテンツ協会編)の中国事情を執筆。

ASIAGRAPH セミナー・シンポジウム [ 10月16日(土) ]

創(つむぎ)賞受賞記念講演
『クールジャパンの旗手 スタジオジブリのビジネスモデル』

10月16日(土)11:10~12:40(開場 11:00)
【会場】日本科学未来館 7F みらいCAN ホール

映画「借りぐらしのアリエッティ」は、国内での大ヒットを受けて、韓国でも公開されました。また、現代美術館で開催されている「借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展」も大人気です。世界を魅了するジブリアニメの創作の秘密や、そのビジネスモデル、また、日本のアニメはこれからどう世界で戦っていくのかについて、スタジオジブリのプロデューサー、鈴木敏夫氏に語っていただきます。
※日本のアニメーション、文化への多大な功績を讃え、ASIAGRAPH2010創(つむぎ)賞を受賞された、記念講演です。講演に先立ち、贈賞式を行います。

【講演者】


鈴木敏夫
株式会社スタジオジブリ 代表取締役 プロデューサー

 


西村知江子
フリーアナウンサー

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ASIAGRAPH セミナー・シンポジウム [ 10月17日(日) ]

こどもCGワークショップ
10月17日(日)11:00~16:50
【会場】日本科学未来館 1F オリエンテーションルーム2

ペイント、3D、アニメーションなど、それぞれのCGジャンルから、こどもの創作用として優れたソフトウェアを選びました。最新のペンタブレットで体験出来ます。指導スタッフが常駐しますので、お子様一人でも安心して体験出来ます。

アジア・クリエイターズ・ワークショップ 驚異のイメージ造形
10月17日(日)13:00~14:30(開場 12:50)
【会場】日本科学未来館 7F 会議室1

シンガポールを拠点に国際的に活躍するアーティスト、ヤップ・クン・ロン氏は、まだ23歳。想像力とペン・タブレットのみで完結する驚異的な造形作業の過程をお見せします。

【出演者】

ヤップ・クン・ロン

CGアーティスト
現在はアート探求のため、日本在住。幼い時より美術に興味を持ち、絵を描き始める。諸事情により、コストを抑えながら、クリエイティヴィティが十分に表現できる、デジタル・ツールを用いた作品に転向。製作にはフォトショップやペインターを使用する。今でも趣味で、ドローイングを描き続けている。これまで本の表紙、カード、ゲームや漫画のデザインなどに関わり、研さんを積む。個人的にはファンタジー系を得意とする。フリーランスのアーティストとして多忙な日々を送るが、時々はドローイングやスケッチをし、アート制作の初心に立ち返っている。
http://p2.pixiv.net/2009/10/17/12916.html
http://p2.pixiv.net/2009/10/24/13678.html


匠(たくみ)賞受賞記念講演
『芸術と科学のインタラクションが生みだした美と楽しみの文化』

10月17日(日)15:20~16:50(開場 15:10)
【会場】日本科学未来館 7F みらいCAN ホール

日本のインタラクティブ・アートの第一人者であり、アート・デザインに関わる数々の賞を内外で受賞しておられる坂根先生は、芸術と科学の融合について長年研究されてきました。芸術と科学のインタラクションは何を生み出してきたか、その魅力とは…。メディアアートと共に歩まれた先生のご研究・創造活動の歴史をお話いただきます。
※日本の芸術・科学・文化への長年に亘る多大な功績を讃え、ASIAGRAPH2010匠(たくみ)賞を受賞された記念講演です。講演に先立ち、贈賞式を行います。

【講演者】


坂根厳夫
情報科学芸術大学院大学 国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS) 名誉学長

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